水仙
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スイセン

寒中お見舞い申し上げます。寒さ厳しくなりましたね。我が家の庭にいつのまにか「房咲き水仙」が咲いていました。無垢なイメージの白い花房に、濁りのない黄色の副花冠が鮮やかに映えています。葉の緑色とのコントラストがとっても綺麗で、凛とした姿をしています。水仙って和的な感じの花だったので日本が原産地だと思っていたのですがヨーロッパが原産地なんですね。皆さんはご存知でしたか?なんか意外な感じがしました。水仙は冬に咲く花なので「雪中花(せきちゅうか)」とも言うらしいです。

スイセンはナルシスト

水仙の花言葉はヨーロッパが原産地だけにギリシャ神話にまつわりものが多くあるそうです。水仙は英語名:Narcissus (ナルシサス)と言いますが、語源はギリシャ語の「ナルキッソス」で、麻痺や昏睡などの意味があり、「ナルシスト」の語源でもあります。

ギリシャに住むナルキッソスは、多くの女性を虜にしていた美青年でした。しかし彼は決して自分からは誰かを愛そうとはしませんでした。彼のことを仕事も手につかないほど愛した森の妖精エコーが、どんなにナルキッソスの事を想っていても、ナルキッソスの態度は冷酷で変わることはありませんでした。そんな態度に復讐の女神ネメシスは怒り、「では自分自身を愛すればいい!」と呪いをかけました。ナルキッソスは、たちまち水面に映った自分の姿に恋をしてしまいます。自分で自分に恋してしまったナルキッソスは、その苦しみで食事も喉を通らなくなってしまいます。そしてやせ細っていったナルキッソスは、やがて一本の「スイセン」になってしまったのでした。スイセンはナルシストだったのですね。

スイセンは大幸運を持ち込んでくれる!

中国では、お正月に必ずスイセンを飾るそうです。何故なら、スイセンは大幸運を持ち込んでくれるからです。玄関に飾るとスイセンの良い香りが漂い、邪気も払ってくれるそうです。金運アップしたいなら黄色いスイセンを飾るといいですよ!

スイセンをプレゼントするなら白がベスト!

白い水仙の花言葉は「尊敬・神秘」です。水仙とは、水辺に咲いている姿が仙人のようであると中国では言われていたことに由来しています。その白く凛とした姿から『尊敬』や『神秘』という花言葉が付けられたそうですよ。そうすると、水仙をプレゼントするなら白い水仙が最も適していることになります。尊敬する人やお世話になっている方へ、感謝の意味を込めてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。スイセンは大幸運をもたらすお花であり、花言葉をつけてプレゼントすると喜ばれます。



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