SPF豚は体にいい!
SPF豚の養豚場を経営されている精肉店からSPF豚を買って食べてみました。まったく臭みもなくすっごく美味しかった。いろいろ調べてみると健康に良くない食材の筆頭格と思われている豚肉は、実は体にいい健康食なんですね!その効用についていくつか紹介します。
<購入したSPF豚肉>
肩ロースのスライス 肩ロースしゃぶしゃぶ用 豚しゃぶしゃぶ用に薄くスライスしてもらいました。
SPF豚を食べると得られる健康効果とは
◉血圧を下げ、血栓を予防
豚肉に豊富に含まれているアラキドン酸(脂肪酸の1種)には血圧や免疫系の機能を調整するはたらきがあることが判明しています。さらに、アラキドン酸から生成されるアナンダマイドは血管を拡張させ、血圧を下げるという。これによって長期的に血栓の予防になるそうです。
アラキドン酸は、別名"幸せホルモン"といわれています。この血圧や免疫系の機能を調節する役目のアラキドン酸が脳内の快感神経を刺激することによって、幸福感(満腹感)につながり、間食や食べ過ぎも減ってダイエット効果も出てくるそうです。
◉コレステロール値を調整
豚肉の脂は、体内のコレステロール過多を調整してくれるのだという。つまり、コレステロール値が高すぎるときは、豚肉を食べるとその値が減り、値が低いときは増すはたらきがある。特に値が高いときは、パパインという酵素を含む果物(キウイフルーツ、パパイア、パイナップル等)と一緒に食べれば、コレステロール値を減らすのにより効果的だそう。「酢豚にパイナップル」は絶妙の組み合わせとなる。
◉疲れた時の疲労回復
豚肉には豊富にビタミンB1が含まれています。なんと牛肉の約10倍!「ちょっと疲れているな、と思ったら、すぐに豚肉を食べましょう!」というくらい「疲労回復のビタミン」とも言われています。疲れの原因である乳酸が体内に溜まるのを防着ます。また、ビタミンB1には糖質をエネルギーに変える作用があり、脳を元気にさせるという効用もあります。逆に不足が続くと疲れやすくなり、食欲不振、動悸、気分の落ち込みに見舞われる「精神的ビタミン」とも呼ばれています。
ビタミンB1の1日あたりの必要量は、50~69歳の男性で1.1mg、女性で0.9mg。これは1日1食、食事に豚肉を加えればまかなえるそうです。100~150g食べれば1日の所要量を満たします。
◉美容のビタミン
豚肉に含まれるビタミンAには、皮膚や粘膜を保護して、肌荒れや乾燥から守る効果があります。肌のターンオーバーを正常にする働きがあるので、女性にとっては、まさに強い味方なのです。
◉脂肪燃焼の仕掛け人カルニチン
豚肉にはカルニチンという栄養素が含まれていて、カルニチンは別名「脂肪燃焼の仕掛け人」と呼ばれています。脂肪細胞にはミトコンドリアというものがあり、これが脂肪の焼却炉です。カルニチンは脂肪をこのミトコンドリアにせっせと運びエネルギーに変えてくれるという働きをする大切なもので、これを摂取しないと脂肪は脂肪のままになってしまうのです。ダイエットには必須の栄養素です。
◉オレイン酸で血液サラサラ
豚の脂肪に豊富に含まれるオレイン酸は、善玉コレステロールを減少させることなく、悪玉コレステロールを減少させる効果があります。悪玉コレステロールが増加し酸化すると、血管内壁にコレステロールが付着し、血管を塞ぎ、発ガンや動脈硬化にともなう心筋梗塞・脳梗塞・高血圧・糖尿病などの生活習慣病を引き起こします。生活習慣病予防に効果のあるオレイン酸で血液がサラサラに。
◉豚肉を食べたら太るは迷信!身体に溜まらない豚肉の脂
豚肉の脂(脂質)はたくさん食べても水と二酸化炭素になって分解され、食べ過ぎると体が吸収しきれずに下痢になって排出されるため蓄積しにくいんだそうです。それどころか、豚肉に豊富に含まれているビタミンB1が、太る原因のご飯やパンに含まれる糖質の分解を助け、エネルギーにかえてくれます。
☆ 合わせて食べると良い食材〜くるみ ☆
まとめ
良質な豚肉は臭味もなく脂は甘みさえあるので、食べ過ぎてしまいました。しかも胃もたれしないですね。美味しく頂けた上に身体の健康にも良いなんて豚肉見直しました。昨今、科学の発達により、今までの常識が覆されることが多くなってきております。豚肉もその一つですね。身体にいい食生活を送る事はとても重要です。太りにくい身体を目指すなら、豚肉を食べない手はありません!