季節

焚き火

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焚き火のやり方〜焚き火の準備

陽がかげり始めた休日の夕刻、パチパチとはぜる音が聞こえてきました。我が家の焚き火大臣が焚き火を始めたようです。庭のマキの木の生垣や、樹木が伸び放題のままでは色々と支障が出てくるので、7月頃から徐々に剪定をして高さや形を整えたりしていました。生垣も樹木も高い木は私が切ったりしていましたが、その大半は花の妖精が剪定をしてくれていました。切り倒した樹木は薪になるように長さを切り揃え、刈り取った枝や葉っぱ類も庭の至る所で乾燥させています。花の妖精と焚き火大臣曰く「上手に焚き火をするためには準備が大切!薪も枝も葉っぱも乾燥させておかないと燃えないよ!」だそうです。たかが焚き火、されど焚き火、なかなか上手に焚き火するのは難しいですよね。恥ずかしながら私は未だ上手に焚き火ができていません。火をつけてもすぐに消えてしまいます。薪や枝、葉っぱの水分がまだ多いのに焚き火をしていたんですね。まだまだ修行が足りませぬ!

焚き火の音

焚き火をするとパチパチとはぜる音がしますが、皆さんはあの音の正体をご存知ですか?正体は「水蒸気爆発」です。木の中の水分が外側から炎により急速に加熱されると過熱水蒸気になります。そして水蒸気の逃げる隙間がなくなると、木の組織を破壊して破裂し「バチっ!」という音を出すのだそうです。そしてこのパチパチと言う音は癒し効果が高いそうです。私は、このパチパチという音が大好きです。聞いているだけで心が安まり気持ち良くなります。それに寒くなってきたこの季節、焚き火はとても暖かく心も身体も優しく温めてくれます。今回の焚き火では、花の妖精が焼き芋なるものを仕込んでおいてくれたので、胃袋もホクホクに暖まりました。

美味しい焼き芋を作るコツ

下記の条件を満たせば美味しい焼き芋が食べられると花の妖精が教えてくれました。いくつかパターンを変えて実験的に焼いてみたそうです。さつまいもをアルミホイルだけで包んで焼いた。少しだけ濡らした新聞紙でさつまいもを包み、その上からアルミホイルで包んで焼いた、新聞紙をびしょびしょに濡らしてさつまいもを包み、その上からアルミホイルで包んで焼いた。そして食べ比べてみると、三番目が一番美味しかったとういう結果です。しっとりとして甘みがありホクホクでした。

  • さつまいもは太めがおすすめ
  • 新聞紙をびしゃびしゃに濡らして包む
  • アルミホイルで包む
  • 熾火になってから埋める
  • 焼けるまで30〜50分待つ
焚き火の炎が小さくなりか炭になった薪が赤く燃えていることを熾火というそうです。
焚き火〜薪の組み方

焚き火大臣が組んだ薪の形は、合唱型(閉じ傘)?いやいや並列型で放射状に組んだようです。なんかしったかぶりしてますね、ろくに焚き火も上手にできないのにすみません。焚き火大臣は、長年の焚き火経験により自然と燃えやすい薪の組み方をマスターしていたようです。少量の焚きつけでさっと火をおこし、安定した炎で焚き火を続けるのです。焼き芋など料理向けの薪の組み方だそうです。

<薪の組み方は4種類ある>

  • 井桁型
  • 合唱型〜閉じ傘
  • 合唱型〜開き傘
  • 並列型
少しの時間ですが、焚き火大臣の上手な焚き火を音楽と共に

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